カテゴリー: 創作話

メビウス1の性格

すごく沢山拍手いただいてる……ありがとうございます!

昔スカメビに飢えて、なんでもいいからネットで探していた頃、ある掲示板でメビウス1のイメージが話題になっていました。空の上ではすごいけど地上に降りるとダメダメになる、と書き込まれていて、私はそれに非常に影響を受けました。ダメビウス1かわいい。

それと、もうひとつ。04のエンディング曲、Blue Skisがメビウス1を歌っているような気がして(個人の感想です)

毎朝目を覚ますたびに、自信をなくす

っていう歌詞から、自信なさそうなイメージになりました。

『旅立ち』更新

例の一万字越えると言ってたやつです。推敲して一万四千字になりました。

昔、同じテーマで『告白、そしてさよなら』という話を書きました。そのときはそのときで、めっちゃ長くなった!と思っていましたが、今数えてみたら四千字だったので驚きです。めちゃくちゃ頑張って書いたんですよ、去年の話ですが。

別に長けりゃいいってもんでもないですけど、そのときの私の力では、書きたいことが表現しきれませんでした。だからまたブラッシュアップしてみたんです。

今の私の持てる力で頑張って書いたので、読んでもらえたら嬉しいです。

それと、拍手を沢山ありがとうございました!本当に本当にすごく嬉しいです!励まされました。

亜麻色の髪

亜麻色の長い髪を~風が優しく包む~

っていう歌がありますよね。皆さんは亜麻色の髪と聴いて、どんな色を思い浮かべるのでしょうか。私はなんの知識もないころ、なんとなく栗色の、茶色のもっと黄みがかった髪を思い浮かべていました。

キャラ設定を書いているときにふと思ったんです。メビウス1の髪の色は、設定上では亜麻色としていますが、亜麻色と読んでどれだけの人に伝わるんだろうな、って。文章で表現するのは難しいですね。メビウス1の髪はそのときどきによって表現が違い、「白っぽい髪」と書いたり「灰色っぽい」と書いたりしています。まあ、なんしか薄い色なんですよ、イメージは。

絵で描いていたときは水色で塗ったりしていたんですが、リアルに水色髪はいないので、こんな表現になりました。

まだ推敲

今年はお正月、ゆっくりできたなぁ。嬉しい。

ところで、推敲って終わりがないですよね。

私はわりと推敲作業が好きです。文を切り貼りしたり、整えたり、もっといい表現がないか探したり、削ったり。推敲すればクオリティが上がると信じているんですが、終わりがなくて困ります。

今までみたいに短い文章であれば、推敲も細部に至るまで何度もできるのですが、一万字以上になると、かなり疲れます。

早く投稿したいって思ってしまいます。別に誰かに急かされているわけでもないのにね…。

推敲

前に言ってた一万字の話がだいたい書き上がりました。後は推敲して推敲して推敲するんですが……。

私の書き方は、だいたいササーッと流れを書いて完成させ、後から文章をつけたしていく方法です。とにかく完成を重視しているので、一稿目は読めたもんじゃありません。そこから文章を考えていくんですけど、後から自分の文を読むと、なんかすっごくかたい気がするんですよね。つぎはぎだから流れが悪いのか、なんなんでしょう。でも推敲は絶対必要。誰かに感想を貰ったこともないから、読みやすいのか読みにくいのか、それすらもわからない。

そもそも文章の美しさで勝負できる気がしません。素晴らしい比喩やらなんやらは浮かんでこない。センスの差かもしれないし、読書量の差かもしれない。だからせめて読みやすい文を目指したい。

一万字の壁

今、ちょっと長めの話を書いています。今で七千字なので、完成したら一万字くらいになるかと予想しています。

実は一万字を越える話を書いたことがなくて、ちゃんと書けるのかドキドキしてます。今まで最大で七千字が最高だったので。

というのも、投稿場所がTwitterなどで、画像(新書メーカーとか)で上げていたので、あんまり長い話は読まれないんじゃないかという気がしてたんですよね。だから短くまとめてたけど、このままでは短い話しか書けなくなるのではと不安になり、ちょっと長い話に挑戦してみることにしました。自分のサイトなら字数気にしなくていいので、気楽ですね。

04の仲間たち

メビウス1がなんとなく孤独な存在に思えるのは、僚機がいないからでしょうか。他のシリーズでは僚機や仲間がいますし。4でも仲間は飛んでいますが、固有名詞がないし、汎用セリフしか喋らないので寂しいですね。でも、メビウス1に「ミサイルかわせ」って注意してくれるし、わりとテンション高めなヤツが多いし、たまに敵を横取りされたりするので、なんか好きです。

話を作るのに必要だから、何人かのオリキャラは作りました。オメガ1とかヴァイパー7とか。オメガ1は7のVRのおまけ、エアショーでメビウス1に解説をしてくれます。横を見たときにちょっと小太りのおっさんがいたので、あれがオメガ1なんじゃないかと密かに思っています。

ヴァイパー7はメビウス1に嫉妬する代表キャラとして考えて、「ヴァイパー」がなんかツンデレっぽい響きがしたからヴァイパーを選んだんですが(レイピアでもよかった)、7VRでヴァイパー2っていうツンデレキャラが公式で出てきたので、なんか嬉しかったです(やっぱヴァイパーはツンデレの系譜)。

メビウス1にも仲間がいないわけではない。でも、唯一名前があって、メビウス1に語りかけてくれるスカイアイの存在は大きい。

第三者から見た主人公

『薄曇りの喫茶店より』を更新しました。

元はTwitterにて上げたもので、モブから見たスカメビの話です。これを元にブラッシュアップしたのが『ケチャップとマスタード』で、だから二つの話は構造がよく似ています。モブから見たスカメビがテーマです。さすがに以前のままだと恥ずかしいので、ちょっと手直ししています。

私は第三者から見た主人公、とかの話が好きみたいです。そういえば昔から漫画や小説でのそういうシーンにはテンション上がってた。

それをいうと、エースコンバット0のエース達へのインタビューはまさしくそれですね。第三者から見たサイファー像。主人公を直接描写するのではなく、外堀を埋めるように持ち上げるのいいですよねー。

メビウス1のイメージ

メビウス1って、ゲーム中ではどんな人物か、全く言及されないんですが、一つだけ、ヒントのようなものがあります。メガリスの前、機体選択画面で演説と共に流れるBGM。あれのタイトルが『Mobius』。あの曲、めちゃくちゃ好きなんです。軽やかで透明感があって、青い空を高く自由に飛んでいくような曲。

思えば4はゲームのデザイン全てから、そんな雰囲気が漂っています。テーマカラーは透明感のある青。シンプルなUI。淡々としたストーリー。そういうゲーム全体から感じるイメージが、メビウス1をイメージしようとした時にも影響を及ぼすのかなと思います。

私はメビウス1にあまり人間味を感じられなかった。3のnemoみたいにAIでも違和感がないし、戦闘機の形をした何かでも。そんなところから肉付けして出来たのが今のメビウス1です。

元、絵描き

自分語り。

私は数十年ずっと絵を描いてました。といっても、漫画は描けないのでイラストばかり。イラストではストーリーを表現できないので、小説に浮気したこともありましたが、まあ、下手です。だから絵一本に絞ってやってきました。

でも歳をとって、なんとなく自分の絵の限界が見えてきました。なにを描いても似たような絵ばかりで、絵を描きたいという情熱も薄れました。生活の環境も大きく変わって、絵ばかり描いてもいられず、時間も取れず、体力もない。そして、筆を折りました。

絵を描かなくなると、何かを作りたいとか、表現したい欲が強くなりました。でも、もう絵は描けないので、どうしようかなと悩んでいたら、唐突に、むかし諦めた小説を書いてみようかなという気持ちがわいてきました。

そして書いたのがこれです。最初は誰かに見せるつもりもなく、とにかく頭のモヤモヤを吐き出したくて書きました。下手は下手なんですけど、むかしよりだいぶマシになってました。そして、世の中にはこんなに楽しいことがあるんだと、改めて小説を書く楽しさを知ったんですよね。だから、今さら十何年前のエースコンバット04の話なんか書いているわけです。ずっと頭の中にあったストーリーを形にできると、頭の中がスーッとクリアになった気がしました。ああ、これがアウトプットするということかと実感しました。

絵を描くのも楽しかったけど、小説を書くという新しい楽しさを知れて、今は良かったと思ってます。

自萌えできない

前に書いたものを読み返すのが結構苦痛だ。自萌えできたらよかったなあ。できる人は幸せそうだよね。書いてるときは楽しいんだけど……。自分の想像が形になるときが一番楽しい。

『これ、面白いの?』病にかかる。面白い、と胸はって言えたらいいのに。

エースコンバットで創作するということ

エースコンバットで創作するのは、結構な茨道だ。出てくるキャラは大体、声(セリフ)しかわからない。その少ない情報から想像を膨らませるしかない。主人公にいたっては、何もわからない。周囲のキャラが主人公について言及しているシリーズもあるが(7のトリガーに『寡黙』など)、メビウス1については全くない。逆に好き放題に書けるという利点もある。

だから人によって想像する主人公像は違うんだろう。プレイヤーの数だけ、色んな主人公がいるのだと思う。だけど、他の人のエース像を見ていると、なんとなく共通するポイントがあったりするのも面白い。

エースコンバットの創作は、そういった面でかなりオリジナルに寄る。こんなものを二次創作と言ってもいいんだろうかという葛藤もある。でも「オリジナルです」と言うわけにもいかない。しかし、こんな捏造だらけの自己満話でも、意外に読んでもらえたりして、とてもありがたかった。