エースコンバットで創作するということ

エースコンバットで創作するのは、結構な茨道だ。出てくるキャラは大体、声(セリフ)しかわからない。その少ない情報から想像を膨らませるしかない。主人公にいたっては、何もわからない。周囲のキャラが主人公について言及しているシリーズもあるが(7のトリガーに『寡黙』など)、メビウス1については全くない。逆に好き放題に書けるという利点もある。

だから人によって想像する主人公像は違うんだろう。プレイヤーの数だけ、色んな主人公がいるのだと思う。だけど、他の人のエース像を見ていると、なんとなく共通するポイントがあったりするのも面白い。

エースコンバットの創作は、そういった面でかなりオリジナルに寄る。こんなものを二次創作と言ってもいいんだろうかという葛藤もある。でも「オリジナルです」と言うわけにもいかない。しかし、こんな捏造だらけの自己満話でも、意外に読んでもらえたりして、とてもありがたかった。