元、絵描き

自分語り。

私は数十年ずっと絵を描いてました。といっても、漫画は描けないのでイラストばかり。イラストではストーリーを表現できないので、小説に浮気したこともありましたが、まあ、下手です。だから絵一本に絞ってやってきました。

でも歳をとって、なんとなく自分の絵の限界が見えてきました。なにを描いても似たような絵ばかりで、絵を描きたいという情熱も薄れました。生活の環境も大きく変わって、絵ばかり描いてもいられず、時間も取れず、体力もない。そして、筆を折りました。

絵を描かなくなると、何かを作りたいとか、表現したい欲が強くなりました。でも、もう絵は描けないので、どうしようかなと悩んでいたら、唐突に、むかし諦めた小説を書いてみようかなという気持ちがわいてきました。

そして書いたのがこれです。最初は誰かに見せるつもりもなく、とにかく頭のモヤモヤを吐き出したくて書きました。下手は下手なんですけど、むかしよりだいぶマシになってました。そして、世の中にはこんなに楽しいことがあるんだと、改めて小説を書く楽しさを知ったんですよね。だから、今さら十何年前のエースコンバット04の話なんか書いているわけです。ずっと頭の中にあったストーリーを形にできると、頭の中がスーッとクリアになった気がしました。ああ、これがアウトプットするということかと実感しました。

絵を描くのも楽しかったけど、小説を書くという新しい楽しさを知れて、今は良かったと思ってます。

初、拍手

サイトを公開して、初めて拍手をいただきました。ありがとうございます!

本当に嬉しいです。自分で動作チェックのために押してみた拍手だけがいつまでも残り続けるのでは、と思っていました。気軽に押してもらえたら嬉しいなあ。お礼小話とか入れられたらいいんですが、やり方がわからなかった……勉強が必要だ。

小説って、自分ではどれが受けるのか全くわからないんですよね。反応が多い小説の、なにがそんなによかったのか、自分ではわからなくて……意外なものが受けたりして。まあ、それがわかればプロの作家さんも苦労しないか。

自萌えできない

前に書いたものを読み返すのが結構苦痛だ。自萌えできたらよかったなあ。できる人は幸せそうだよね。書いてるときは楽しいんだけど……。自分の想像が形になるときが一番楽しい。

『これ、面白いの?』病にかかる。面白い、と胸はって言えたらいいのに。

エースコンバットで創作するということ

エースコンバットで創作するのは、結構な茨道だ。出てくるキャラは大体、声(セリフ)しかわからない。その少ない情報から想像を膨らませるしかない。主人公にいたっては、何もわからない。周囲のキャラが主人公について言及しているシリーズもあるが(7のトリガーに『寡黙』など)、メビウス1については全くない。逆に好き放題に書けるという利点もある。

だから人によって想像する主人公像は違うんだろう。プレイヤーの数だけ、色んな主人公がいるのだと思う。だけど、他の人のエース像を見ていると、なんとなく共通するポイントがあったりするのも面白い。

エースコンバットの創作は、そういった面でかなりオリジナルに寄る。こんなものを二次創作と言ってもいいんだろうかという葛藤もある。でも「オリジナルです」と言うわけにもいかない。しかし、こんな捏造だらけの自己満話でも、意外に読んでもらえたりして、とてもありがたかった。

サイト開設

まだ全部の文章を移せたわけじゃないですが、とりあえず公開します。量が多いので。前に書いたやつは下手だし恥ずかしいから手直ししてから、とかやってるとまた時間がかかる…。

個人サイト持つの何年ぶりかな。昔とは勝手が違って大変です。このサイトはスマホ表示が一番安定していると思います。PCだとちょっと文章が横長で読みづらい。