好きだった書き手さんを見つけた話

ずっと前にとあるジャンルにはまっていた時、すごく好きで通っていた小説サイトがありました。文章も内容も解釈も素晴らしく、小説が更新されたら一字一句舐めるようにじっくりと読んでいました。

私が小説を書くようになって、書き方が何にもわからなかった時、私が好きな文体ってどんなだろう?って思って、昔好きだったそのサイトさんを探しました。そうしたら、やはり、と言うべきか、閉鎖されたのか行方がわからなくなっていたんですね。仕方ないなと諦めていたんですが、最近、その方のpixivアカウントを見つけました。

久しぶりに読みましたが、相変わらず面白くて引き込まれる文章でした。字書きになった今、改めて見ると私はこういう文章を好むのか~ってわかって面白かったです。どんな感じかと言うと、わりと一文は長めではあるものの流れるようで、(歴史ジャンルなのもあり)古めな語句で雰囲気がある(でも難しすぎない)。内容は心理描写重視で二人の関係性を深く掘り下げてる感じ。

その後、自分の小説を見て、全然違うじゃねーか!😡ってなったね。理想には程遠いね😂 …とはいえ、自分の書いているものはそんなに嫌いじゃないので、憧れは憧れとして掲げつつ自分の良いところ伸ばしていけたらいいなと思います。

実はもう一人、探している書き手さんがあるのだけど、その方はサイト名も何も覚えていないので無理かな…。